第32代当主 小笠原忠統の紹介
 東京大学文学部卒業後、長野県松本市立図書館長、相模女子大学教授、千葉大学講師などを歴任。

 小笠原流は、元来、御止め流として一子相伝の厳しい戒律のもと、惣領家が代々守り 伝えてきたもので、一般に教授することはあり得ないものでしたが、礼儀やしつけの 空白が心の荒廃をもたらしているのではないかとの憂慮と、800年という時を超えて伝 えられてきた礼法の一体系を日本文化の財産の一つとして未来に生かし、継承したい との強い思いから、惣領家として初めて小笠原流礼法を世に紹介した。

 日本伝統の礼法の心を現代の教育、マナーに活かすため、全国各地での講演活動を始め、礼法指導者の育成、TV出演など精力的な活動を行った。著書に「小笠原流礼法入門」「図解 小笠原流礼法入門 立ち居振舞い」「図解 小笠原流礼法入門 包み結び」「礼儀作法入門」「小笠原礼書」「日本人の礼儀と心」「知っておきたい礼儀作法」など多数。

 平成8年5月10日、急性肺炎のため76歳で逝去。


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