お箸の扱い

 お箸を使う際の細かいしきたりは、古代日本の信仰を反映しています。日本では昔から、箸は神と人とをつなぐ依代と考えられてきました。

取り方


 お箸の正式な取り方は「三拍子」です。まず右手で箸のなかほどを上から取ります。次に細くなっている部分を左手で取りながら、右手を反対側に滑らせます。そして右手できちんと握り、左手を放します。左手を膳において右手だけで調整することも可能です。しかし、この方法ですと、取り落としてしまう恐れがあり、「三拍子」の方が合理的です。

持ち方


 正式な持ち方は、手前のお箸を薬指で支え、もう一本の方を中指と人差し指で挟みます。使うときは親指を軸にして人差し指と中指で挟んだ方を動かして使います。

  

使い方・休み方


 小笠原流の正式な使い方については、伝書に「御箸御嗜の事。先より上、一寸ばかり箸先き余し御ぬらしては、御嗜には有るまじきなり。(お箸の先から3cm以上汚すことは不作法です)」と記されています。「箸先五分(1.5cm)長くて一寸(3cm)」が望ましいです。

 お箸を使わないときは、箸置きにおきます。箸置きがなければ、膳の右縁に置くようにします。または、箸袋を使って箸置きに代用することができます。この場合、箸袋を千代結び(八の字に結ぶ)に折って使います。箸袋で結んだ箸置きを自分の手前におき、真ん中に箸先を休めます。

 食事が終わったら、結んだ箸袋に入れて膳の上に置きます。

 知っていますかお箸使いのタブー


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